こちらの番組を見て
最近は投機目的の人が増え、ビットコインは新しいエコシステムになりえたものだったのに目指すべきだったものからずれてしまった。
という内容がありました。
人類の多くの人がスマホの上で生産を生み出さないギャンブルをし続けるためにあったわけじゃないだろ,国境で分断されない新しいエコシステムやプラットフォーマーに支配されない受益者負担のITシステム構造を作るためにやっていたはずなのに. https://t.co/rncf0Hm0yU
— 落合陽一/Dr.YoichiOchiai (@ochyai) 2017年11月17日
落合陽一さんの「さらば、ビットコイン」見れた。凄く楽しかった!色々言及されていたけど、タイトルの意味合いはビットコインは通貨としての意味合いを失い、デジタルゴールドの方向に強く傾いてしまったという事らしい。ビットコインは一部の人達の思想でコントロール可能な状態が不健全だと。
— Sawa Azumi (@SawaAzumi) 2017年11月16日
ビットコインを何のために使うか
そもそも、ビットコインを使うことには下記のメリットがあります。
- 個人間で文字通り「直接」送金できる
- 手数料が無料か格安
- 監視や制限が存在しない
落合さんは、「自分たちの間でやりとりを完結できる仕組みがないおかげで、プラットフォームを提供している外国から無意識に徴税されているような状態。」といった内容の発言をされていました。
サービスの提供者とユーザーだけでやりとりが完結できるのが、「受益者負担のITシステム構造」ですよね。国や企業など仲介するものがない分、それらに搾取されない、と理解しました。
発行や流通において国の関与を受けないのが仮想通貨で、ビットコインは上記のような新しいエコシステムを実現してくれる可能性を持っています。
そういう意味で日本人がビットコインを多く持っていることは、新しいエコシステムの利益を得ることに繋がるかもしれません。
マネーゲームになりつつある・・・?
上記のメリットがある通貨だったはずですが、投機目的の人も多く参入して今は法定通貨とシーソーゲームしている状態です。
仮想通貨がビットコイン1強だった頃は、仮想通貨の需要が伸びていることの証でした。
しかし今は、ハードフォークは一旦見送られたが不安定な状態のビットコインかジハンが大量に持っている可能性が高い(非中央集権とはとても言えない)ビットコインキャッシュがシーソーゲームをしている状態になっているとのこと。
ボラティリティー(価格変動の度合い)の高いのは価値保有通貨とはいえませんし、送金が遅くて実用的でないことも通貨としてはいけません。
つまり、実際の決済には使えない状態なので円やドルではなく、「金」のような状態という意味で「デジタルゴールド」になっているそうです。
他の仮想通貨に対する基軸通貨ともいえない状態になっているようです。
本当の意味での通貨になって欲しい
自分も投機的な興味もありましたが、仮想通貨が社会にどんな影響を与えるのか興味もあったので購入しました。
ビットコインが実用的な通貨にならない限りはただのバブルになってしまうので、実生活で快適に使える日がくるのを期待していますw