勉強がてら無料枠でサーバ(Amazon Linux)を立ててみたので、備忘録として書いてみます。
リージョンの変更
まずはコンソールにログイン後、リージョンを「アジアパシフィック(東京)」に変更。
インスタンスを起動するときは、特定のお客様にインスタンスを近付けるリージョン、または法律や他の要件を満たすリージョンを選択します。
リージョンとアベイラビリティーゾーン - Amazon Elastic Compute Cloud
インスタンスの作成
ステップ 1:Amazon マシンイメージ(AMI)
一番上のAmazon Linux AMI (HVMタイプ)を選択しましたが、名前が似たものがあったのでメモしておきます。
- Amazon Linux 2 LTS
こちらはAmazon Linuxの後継となるOSだそうです。
参考:Amazon Linux 2 の登場と、Amazon Linux との違い、移行方法などをQ&Aから抜粋したメモ - Qiita
- Amazon Linux AMI 2017.09.1 (PV)
Linux Amazon マシンイメージ では、2 つの仮想化タイプ (準仮想化 (PV) およびハードウェア仮想マシン (HVM) ) のどちらかを使用します。PV AMI と HVM AMI の主な違いは、起動の方法と、パフォーマンス向上のための特別なハードウェア拡張機能 (CPU、ネットワーク、ストレージ) を利用できるかどうかという点です。
最適なパフォーマンスを得るために、インスタンスを起動するときには、現行世代のインスタンスタイプと HVM AMI を使用することをお勧めします。
Linux AMI 仮想化タイプ - Amazon Elastic Compute Cloud
ステップ 2: インスタンスタイプの選択
AWS 無料利用枠の対象の「t2.micro」を選択。最初の 12 か月間は、毎月最大 750 時間のマイクロインスタンスを利用できます。
ステップ 3: インスタンスの詳細の設定
初期設定のまま。
ステップ 4: ストレージの追加
EBSとは、Elastic Block Storeの略で仮想ストレージとのこと。初期設定(汎用SSD)のまま次へ。
ステップ 5: タグの追加
任意でタグをつくります。設定しなくても大丈夫です。Nameタグは自動で生成される?
ステップ 6: セキュリティグループの設定
SSH接続の設定でソースに「マイIP」 を選択して次へ。
「説明」に日本語が入っていると、インスタンス作成時に次のエラーが表示されるので注意。
Invalid rule description. Valid descriptions are strings less than 256 characters from the following set: a-zA-Z0-9. _-:/()#,@[]+=&;{}!$*
ステップ 7: インスタンス作成の確認
内容を確認して「作成」をクリックするとキーペアの作成ポップアップが表示されるので新しいキーペアを作成します。
ウイルスセキュリティソフトのせいでダウンロードが開始しない場合があるので、僕は一時的に無効にしました。
うまくいくとこの画面に進みます。
請求アラートの設定
インスタンスを作成してる間に請求アラートの設定をしておきます。
さっきの画面の「予想請求額の通知を受け取る」をクリックすると設定画面に飛びます。
チェックを入れて保存します。
インスタンスの作成完了
インスタンス一覧画面から進捗を確認します。作成が完了していると、ステータスが「2/2 のチェックに合格しました」と表示されます。
SSH接続
インスタンス一覧画面の「接続」をクリックすると接続情報が表示されます。
キーファイルの権限を設定
chmod 400 mykey.pem
SSH接続できるとEC2のロゴが表示されます。
$ ssh -i mykey.pem ec2-user@ec2-XX-XXX-XXX-XX.compute.amazonaws.com __| __|_ ) _| ( / Amazon Linux AMI ___|\___|___| https://aws.amazon.com/amazon-linux-ami/2017.09-release-notes/ 1 package(s) needed for security, out of 6 available Run "sudo yum update" to apply all updates.
参考にさせていただいたサイト
[AWS] EC2インスタンスを作成してログインする。 – LexTech
AWS EC2を使って無料枠でWebサーバを立ててみた(2015年12月版) - sometimes I laugh
以下、追記
インスタンスを作成して最初に行うこと系のリンク
セキュリティ的にとても大事なので、下記サイトの手順通りに行います。
AWSアカウントを取得したら速攻でやっておくべき初期設定まとめ - Qiita
IAMユーザ作成についてはこちらの記事の方が新しい。